やりたいことを始めるのに年齢なんて関係ない!
大人の夢の応援、そして感動の共有

・プロフィール
名前:古里 拓(ふるさと たく)
出身:東京都北区
年齢:35歳 双子座 B型
過去に経験した職業:マクドナルド、ホテル、先物、人材派遣、求人広告営業、ゴルフスクール、バー、会員制スパ、新規事業コンサル

・経歴
2003年 東京都立竹早高等学校を卒業
2005年 先物取引の会社に入社
2006年 人材派遣会社に転職
2013年 大手人材サービス会社に転職
2014年 ゴルフスクール運営会社起業
2016年 借金を抱えて倒産
2016年 コンサルタントとして新たにスタート
2020年 レーシングドライバーになる

インタビューアー・ライティング
株式会社青い鳥 親孝行プランナー 中村昌史

・いつからレーシングドライバーになりたかったのですか?

中村:今回、古里さんは35歳からレーサーになる!と決めて走り出したわけですが、いつからレーシングドライバーになりたかったのですか?

古里そうですね〜もう物心ついた時からF1が好きだった感じです。なので、最初はホンダに入ってF1に関わりたいと思っていました。

 小学校の時の愛読書は「よろしくメカドック」で、その時からレシプロエンジンやロータリーエンジンの仕組みが書いてある本を読むぐらい車が好きでした。

中村:オタクですね(笑)

古里:はい、完璧オタクでしたね。とうじ近所のTRD(トヨタのレースチーム)で働くおじさんと話すのが楽しくてたまりませんでした。

 そして、週末はF1をテレビで観戦。セナvsプロストの戦い、HONDAエンジンのサウンドに幼いながらも心を震わせていました。

 なので、いつかはレーシングドライバーになるか、メカニックになりたいと思っていました。
 でも家が裕福な家庭ではなかったので、レーシングドライバーになる為の練習をすることは出来ませんでした。レーシングドライバーになる為にはお金がかかると子供ながらにわかっていたんです。
だから、自分の夢をグッと堪えながら学生時代を過ごしていました。

 高校は東京都立竹早高等学校に行ったのですが、実は工学系の東京都航空工業高等専門学校に行きたいと思っていました。

中村:航空高専!?なんで、行こうと思ったんですか?

古里:レーシングドライバーが無理ならメカニックになって、車に関わる仕事をしたいと思っていたんです。

 でも結局は先に受かった竹早高等学校に通うことにしました。
高校生になっても工学系の勉強をしたいとずっと思っていて、2年生の時に理系コースに行きました。でも私は数学がとても苦手で物理の授業とかついていけなくなりました。そして3年生の時に文系コースに戻してもらいました。

 高校3年生になり、進路のことを考えるようになった時にまわりはみんな大学に進学するって言っていたんですよね。
私が通っていた学校は偏差値教育がすごくて、偏差値55以下の大学には行くなと言われました。

 そんな時に、当時F1ドライバーとして活躍していた佐藤拓磨さんのストーリーを知り、レーサーになりたいという思いが再燃しました。

中村:どんなストーリーですか??

古里:彼は19歳まで自転車部で20歳の誕生日の前に鈴鹿レーシングスクールに入り、小さい頃からレーシングドライバーになる為の英才教育を受けていた人達を追い越し、主席で卒業したんです。
これを知って、「やりたいことを始めるのに年齢なんて関係ない」と思いました。

 自分の人生何をすればいいのかわからなくなってしまっていた私に、彼がレーシングドライバーとしてチャレンジするキッカケをくれました。
ただ、その時にレーシングスクールの学費が年間700万以上する事を知り、当時母子家庭だった自分には無理だと勝手にあきらめ、結局は大学にも行かずにマクドナルドでアルバイトを始めることになりました。

中村:そこで、一度レーサーへの道は諦めたんですね。

古里:はい、そこでレーサーになりたいという気持ちに完璧に蓋をしました。

・レーシングドライバーにチャレンジする前は何をしていたか?

中村:その後、20代は何をされていたのですか?

古里:20歳からサラリーマンとして全力で10年駆け抜けて、30歳で起業し奮闘するも大失敗。大きな挫折を味わいました。

中村:もう少し詳しく教えて貰っていいですか?

古里:高校卒業してからの2年間は先のマクドナルドでアルバイトに明け暮れていたのですが、心は真っ暗でした。自分が何をしたいのか全く分からなくなってしまっていたので。。。
高校の友達は楽しそうにキャンパスライフをエンジョイしている、なのに自分はフリーターで何の夢もない。そんなマイナスのスパイラルにハマっていました。

 でも、このままではいけない!先に社会に出てスタートダッシュするんだと思い、
20歳の時にマクドナルドのアルバイトを辞めて、先物取引の会社に入社しました。
超絶ブラックな会社だったのですが、生きていく為と思い必死に仕事をしました。

中村:そんな厳しい環境の中、仕事の成績はどうだったんですか?

古里:同期の中ではトップの成績でした。
そのお陰で、知り合いの人に実績を認めてもらい人材派遣会社から転職のオファーを受けて、1年で転職しました。その人材派遣の会社には7年在籍しました。

中村:7年!結構その会社で長く働かれたんですね。

古里:入って3年くらいのときに一回辞めようと思ったんですけど、上司に引き止められ7年間お世話になることに。でもそのおかげで、最初は売上1億ぐらいの会社だったんですが、私が辞める頃には売上35億ぐらいの会社に成長していて、支社の立ち上げや部下をマネジメントなど、多くの経験を得ることが出来ました。

中村:それはなかなかできない経験ですね。でも、そんな伸びている会社も辞めたんですよね?

古里:そうですね。ある時、この会社の中では成果を出すことが出来たけど、大きな会社で働いたことがないから、私は井の中の蛙かもしれないと思ったんです。それで大きい会社にチャレンジしたいと思い、大手人材サービスの会社を受けました。

中村:◯◯ナビですね。面接はどうっだったんですか?

古里:もともと募集要項は大卒以上が条件だったんですが、高卒の私は面接で「3年以内に辞めます、でも私は即戦力にはなります。」と言って無事に入社することが出来ました。

中村:すごいですね!なんか古里さんのプレゼン力が目に浮かびます。その会社にはどれくらいいたんですか?

古里:結果的に2年弱ぐらい在籍して、目標としていた結果も残して退職しました。

中村:そうるすと、丁度30歳くらいのときですね。今の私くらいだ。その後はどうされたんですか?

古里:30歳までには、なんとか一旗挙げなければと思ってました。そんな思いにかられたのも、私が20代前半のとき世の中はITベンチャー黎明期で、お金持ちがスポーツチームや球団を買っているニュースを見て、私もお金持ちになってレーシングチームを持とうと思っていました。

レーシングドライバーになれないならチームを買えばいいと思っていたんです。

中村:なんとなく、わかりますが、なかなかその発想にならないですよね。

古里:当時は圧倒的に稼いでやる!その為には大きくリスクをとって勝負しなければ!と思って起業の道を選び、富裕層相手のゴルフスクールの経営を始めました。
ですが中々うまく行かず、借金が増えていくばかり。

 騙されたり、乗っ取られたりして、お金も無くなり、人を信頼する心まで無くしてしまいました。

 1年かけて自分の会社を取り戻し、事業を整理しましたが、取り戻した時には続けていくモチベーションはなく、これ以上やっていくのは無理だと思い、32歳の時に借金だけを残して会社を清算しました。

中村:なかなか、辛い経験ですね。そんな状態からどうされたんですか?

古里:当時、人を信頼する心を失った私を信頼し、仕事をくれた方々がいらっしゃったんです。
騙す人がいる一方でボロボロの私を助けてくれたのもまた人でした。

 ある時、私の状況を見兼ねた方から仕事を手伝ってよと声をかけて頂き、期待に応えようととにかくがむしゃらに働きました。それが功を奏したのかそこからまた一人、一人と仕事のオファーを頂く機会が増えていき、結果的に色んな会社のサポートをするという働き方になりました。

 最初の半年間くらいは、夜に歌舞伎町のBARの店長もさせて貰っていたので、1日20時間くらい働く日もありました。お酒全然強くないんですけどね。

 そんながむしゃらに駆け抜け、助けて頂いた日々があり、人の会社をサポートするという事が、仕事として成り立つようになりました。

中村:なるほど、それが今レーサーとしての生活費を稼ぐ為のコンサルタントとしての仕事に繋がっているんですね。

古里:はいそうです。今まで仕事は何でもこなしてきていたので、ある程度のことは出来るんです。
でも、そうしたサポートを初めて一年が経過する頃、何でもやるゼネラリストはダメだなって思うようになって、自分が何屋かわからなくなっていっていました。

中村:高校卒業したあとに続き2回目のやりたいこと分からないモード突入ですね。

古里:はい、そんな状態でした。でも、そのタイミングで、キングコングの西野さんのオンラインサロンの「プペルカープロジェクト」の投稿を見つけました。幼少期からレースに関わりたいと思っていた私にとって最後のチャンスだと思って、プロジェクトに参画しました。

 このプロジェクトは1ヶ月半だけだったんですけど、途中で問題が発生してレースを走れないかもしれないってぐらいの状況になりましたね。
でも困難な状況になっても、みんなで一つのことを成し遂げるという「感動の共有」が出来たのは刺激的で最高の経験でしたね。

中村:この写真、みんな凄くいい笑顔してますね。凄くエネルギーを感じます。

古里:私もお気に入りの写真です。そして、この経験は私の人生の大転換期となりました。
その経験から、今回新しいプロジェクトをスタートしました。

中村:どんなプロジェクトですか?

古里:一歩踏み出そうとしている大人を応援したい。人生は何度でもチャレンジ出来る。
大人がワクワク、キラキラしていたら、子供だって自然とキラキラしてくる。
だから、みんなでワクワクするチャレンジする人を応援し合うコミュニティ・プラットフォームを作りたい!

 その為にもまずは自分が先頭に立って、夢を叶えます。
そのプロジェクトNo001が「レーシングドライバーになって、ル・マンに出場する!」です!

中村:レーシングドライバーとしてル・マンに出場する為にはとてもお金がかかりますよね?

古里:はい、想像を超えるお金がかかります。私一人では到底無理ですし、もしお金を貯めることが出来たとしても何十年もかかってしまいます。

 ですが何より、自分一人で夢を叶えるよりも、叶えるまでの過程を応援して下さる方と一緒に夢を叶えていきたいと思っています。

 そして、その夢を応援するコミュニティを次のチャレンジャーに引き継いで行きたい!
モータースポーツはお金のかかるスポーツです。
ただ、これをやり遂げれば、次にチャレンジする人を同時に2〜3人生み出せるのではないかと考えています。ワクワクするようなチャレンジを沢山生み出して行きたいです。

 私のモチベーションはワクワクです。
ワクワクは、ポジティブな想定外を起こすことだと思っています。
大人がワクワクしないと子供に対してワクワクしろって言えません。

中村:ポジティブな想定外とは、どういうことですか?

古里:例えば、どこかに旅行に行く事が決まっている。なので、そこまでの道すがらは事前に調べてわかっているので、想定の範囲内。でも、そこでちょっと脇道に入って、想定していなかった、ガイドブックにも載っていない、素晴らしい景色と出会う。そんなとき、人はドキドキするしワクワクする。ガイドブックに載っていない行動をとったから、素晴らしい景色に出会えた。こんな感じで、既存の枠の外の素晴らしい想定外に触れる、これがポジティブな想定外だと思います。

中村:既存の枠の外にワクワクがあるんですね。

古里:ただ、ポジティブな楽しいことばかりではありません。
プロジェクトを進めていく中で、たくさんの失敗をすると思います。
その失敗を失敗として見るのかどうかが大事で、その失敗があるからこそ今があります。
過去を否定すると、今目の前にいる人を否定することに繋がります。

 日本は一度失敗した人に対して冷たく、新しく何かに挑戦するチャンスが多くありません。

 大きな失敗をした私でも、この年齢になっても、夢であるレーシングドライバーとして生きていくことが出来ると世の中の人たちに伝えて、勇気を届たいです。

 自分の夢に嘘をつき、人生何をすればいいのか迷っている過去の自分に向けて。

中村:なるほど、古里さんが単純にレーサーになるだけでなく、その先があるんですね。
熱い思いが伝わってきました。

・レーシングドライバーとして今後の予定は?

中村:まずは、これからの古里さんの道のりを教えて下さい。

古里:はい、まず最初に鈴鹿クラブマンレースにVITAというマシンで出場します。
5月を最初の公式戦として合計5戦でたいと思っています。
そして、翌年はスーパー耐久シリーズに参戦して、耐久レースの経験を積もうと思っています。そして、その後アジアン・ル・マンシリーズへチャレンジ。
そこでシリーズチャンピオンにって、ル・マンへ参戦するという道のりになります。

 レース経験が無い私がどう戦っていくのか!?前例の無い、一見不可能とも思えるこのチャレンジ!まずはこの1年のわたしの活動に注目頂ければと思います。

中村:最短5年でル・マンへ到達するわけですね。そのための2020年。
   まずは何が必要ですか?

古里:はい、そうですね。まず、レースの出場、そして練習にもお金がかかるので、ご支援して下さる方が必要です。

中村:どのような形で支援すればいいのか、どんな世界を見せてくれるのか、気になる方がいらっしゃることと思います。そのあたり教えて頂けますか?

古里:現在、ル・マンまでの道のりは決まりました。
後はその道のりを、どのように走っていくのかを決める必要があります。

 筋書きの無いこのストーリーを一緒に作ってくれる仲間を募集しています!
まずは、このTeam Furusato LeMans Project(仮)のクルーになってください。
(チーム名もみんなで決めていきたいと思っています)

中村:どんな人がクルーになって欲しいですか?

古里:ワクワクしたい人
素直に人の夢を応援してあげられる人
人の可能性を信じている人

 そんな人に仲間になって欲しいです。
一緒にこの夢に向かって走っていくプロジェクトのサポートをお願いします!

中村:私もワクワクしたくなってきました!

古里:一緒にワクワクしましょう!!

一緒にワクワクしたい方は下記から↓

クルー 参加費:1,000円/月
Facebookグループにご招待。
チームの活動状況を随時配信。 動画も配信していきます。
一緒に楽しみましょう! 応援メッセージ、アイデア大歓迎!

※未成年者の場合は、保護者の同意書が必要になります。

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